OS10.4.0.33以降のOSへアップデートする際の制限事項について
OS10.4.0.33以降のOSへアップデートする場合の制限事項となります。
Array APVには、APVのsyslog転送先サーバを設定する"log host"コマンドがございます。 log host <host_ip> [port] [protocol] [host_id] [delimiter]※上記について不明な点等ございましたら、弊社技術サポートまでご連絡いただけますようお願い申し上げます。
log hostコマンドはOS10.4.0.33より[host_id]のデフォルト値"0"が設定不可能となっており、
以下のケースにてOSアップデートによりlog hostコマンドが削除される仕様となります。
① OS10.4.0.33より前のOSにて、log hostコマンドの[host_id]にデフォルト値"0"を設定している
② OS10.4.0.33以降のOSへアップデートする
⇒OSアップデート後のコンフィグにて、log hostコマンドが削除される
例)OS10.4.0.33より前のOSにて以下のようなlog host設定が行われている場合は、
OS10.4.0.33以降のOSへのアップデートにより下記設定が削除されます。
log host 192.168.1.101 514 udp 0
上記仕様変更から、お客様機器にてlog hostコマンドの[host_id]を"0"に設定している場合は、
OSアップデート後、log hostコマンドを手動で設定追加し直す必要がございます。
例)OSアップデート後、APVにて以下のような設定を手動で追加する必要がございます。
log host 192.168.1.101 514 udp 1
※[host_id]は1以上の整数をご設定ください。
上記仕様変更もございますので、log hostコマンドが設定されているAPVにてOSアップデートを
ご実施いただく場合は、OSアップデート前後のコンフィグ比較と動作検証を十分にご実施いただけますよう
お願い申し上げます。