OS10.4.0.43以降のOSへアップデートする際の注意事項について

OS10.4.0.43以降のOSへアップデートする場合の注意事項となります。

OS10.4.0.43よりpasswd expireコマンドが追加されました。
※passwd expire {on|off}:
 パスワード有効期限機能の有効/無効を設定するコマンドとなります
  有効の場合:設定から90日後にパスワードが失効し、管理者は次回ArrayAPVへログインする際に
        パスワードを変更する必要があります(デフォルト値)
  無効の場合:パスワードの有効期限はございません

なお、OS10.4.0.43より前のOSでは"パスワードの有効期限なし(無効)"として動作しておりますが、
OS10.4.0.43以降のOSへアップデートする場合は、passwd expireコマンドは"有効"にて設定される仕様となります。

そのため、APVにて"パスワードの有効期限なし"の動作を希望される場合は、OSアップデート後、
passwd expireコマンドを手動で無効化する必要がございます。

上記の通り仕様変更がございますので、APVにてOSアップデートをご実施いただく場合は、
OSアップデート前後のコンフィグ比較と動作検証を十分にご実施いただけますようお願い申し上げます。
※上記について不明な点等ございましたら、弊社技術サポートまでご連絡いただけますようお願い申し上げます。