SecureSphere SNMPエージェント設定

SNMPマネージャから機器に対しポーリングにてsnmp監視設定される場合に本設定が必要です

SNMPマネージャから全てのMIBを取得する設定について記述いたします。

以下のリストは本記事の設定対象バージョンです。
※ver7.5以上であれば、snmpパッケージを別途インストールする必要はございません。
SecureSphere Version SNMPパッケージファイルインストール状況
15.0
14.x
13.x
12.x


設定手順


1.機器へCLIログインを行います

2.下記コマンドにてrootへ昇格いたします
> admin

3."/etc/snmp/snmpd.conf"ファイルを以下のように編集いたします。
変更前
view systemview included .1.3.6.1.2.1.1
view systemview included .1.3.6.1.2.1.25.1.1

変更後
#view systemview included .1.3.6.1.2.1.1
#view systemview included .1.3.6.1.2.1.25.1.1
以下の設定を加えます。
view systemview included .1

4.以下の設定コミュニティ文字列を修正します。
変更前
com2sec notConfigUser default public

変更後
com2sec notConfigUser default NVCNVC

※変更後例として、コミュニティ文字列はNVCNVCとしています

5.保存後、編集を終了します。

6. 以下コマンドにてsnmpdサービスを再起動させます。
# systemctl restart snmpd
# service snmpd restart ## ver12.x 13.x向け

以下コマンドにて、再起動後に自動起動するように設定します。
# systemctl enable snmpd
# chkconfig --level 2345 snmpd on ## ver12.x 13.x向け

MIB情報

・snmpポーリングで使用されるMIB情報は下記ディレクトリに配置されています。(GW,MX共通)
/usr/share/snmp/mibs

SNMPサポートバージョン

・version 1
・version 2c